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米国でベッドで仕事をする若い社会人が増加中-不眠症誘発の危険性も

こんな記事を見つけました。
皆さんはどう思いますか?こんなことを続ける人が増えるといつかSFで見たような頭だけ大きく、移動は機械という人類に・・・。
もう一度考えてみるべきでしょう。生活スタイル。

「米国でベッドで仕事をする若い社会人が増加中-不眠症誘発の危険性も 」
ウォール・ストリート・ジャーナル 11月16日(金)10時33分配信
 デスクで背中を丸めて仕事をするより、ベッドの上に寝そべりながらノートパソコンをたたいた方が快適でより生産的だろうか?  仕事の習慣を調査した研究者らによると、携帯機器に囲まれて育った新しい世代は横たわるか、もしくは胎児のように丸くなりながら、枕で支えてこれらの機器を使うことにますます慣れ親しんでいる。  米カリフォルニア州サニーベールにある携帯機器のセキュリティーソフト会社、グッド・テクノロジーで今年調査された1000人の従業員のうち半数は、ベッドで仕事関係の電子メールを読んだり書いたりしているという。英国の労働者329人を対象に行われた調査では、約5人に1人が週に2時間から10時間、ベッドの上で仕事をしていることがわかった。この調査はロンドンに本拠を置くデータセキュリティー企業クレダント・テクノロジーズが2009年に実施した。  調査では、ベッドで仕事をする人の一部は、電子メールにすぐ反応することや、時差のある地域にいる顧客や同僚らに素早く返信することに熱心であることが示された。ロンドンの業界団体であるインフォセキュリティー・ヨーロッパが実施した2012年の調査に回答したある37歳の人は「世界中の人たちと仕事をしているなら、(ベッドでの仕事を)避けるのが難しい」と話した。  デンバー在住の生産性向上トレーナーで論客でもあるローラ・スタック氏はこの10年で、寝室で働く顧客が倍増したと述べた。多くの人は、そのほうが生産的だと考えている。しかし、多くの場合、日中の仕事を遅らせる言い訳になっている。「人は“どちらにしろベッドで2、3時間仕事をするのだから、フェイスブックや、次の休暇のためのチケット料金をチェックする時間がたっぷりある”と考える」とスタック氏は話す。スタック氏は日中もっと効率よく働き、ベッドルームには睡眠とセックス以外を持ち込まないよう人々にアドバイスしている。  携帯機器の使用に没頭するあまり、電源をオフにすると自分が怠慢だと感じる人もいる。多くの人にとって、ベッドの上で仕事をすることは「テクノロジーによる蹂躙(じゅうりん)」へ向かうステップだと指摘するのはダニエル・シーバーグ氏だ。同氏は元テクノロジー・ジャーナリストで、いかに自分がデジタル機器依存症を抑えたかを描いた2010年の『デジタル・ダイエット』の著者だ。  シーバーグ氏は「妻はわたしを“ツチボタル”と呼んだ。ベッドのなかで何かしらの画面がわたしの顔を絶え間なく照らしていたからだ」と話す。「体験から言って、画面を眺めていても親密度は増さない」と同氏は言う。シーバーグ氏はそれ以来、寝室を「非機器地帯」にし、充電器は別の場所へ置き、スマートフォン(高機能携帯電話=スマホ)のアラーム機能の代わりに目覚まし時計を使うことにした。クレダントの調査によると、ベッドの上で仕事をするパートナーを持つ人の半数以上は、その習慣をいら立たしく思っているという。  マサチューセッツ州ウォルポールにある可動ベッドメーカー、レベリーによるマーケットリサーチは、ニューヨーク在住の若い社会人の実に80%もの人々が定期的にベッドの上で仕事をしていることを示唆する、と最高経営責任者(CEO)のマーティン・ロールズ=ミーハン氏は言う。同社は可動ベッドの病院のイメージを若い消費者の興味を引くよう変えているところだという。頭や足の部分を高くすることで、テレビ鑑賞や仕事中の体への負担がいかに和らげられるかを示すのがその方法だ。  レベリーはさらに、ベッドにビルトインのコンセントをつけ、ランプやテレビ、ノートパソコンなどの電源がそこからとれるようにした。コンセントやベッドの動きは、リモコンのほか、スマホやタブレット(多機能携帯端末)でもビルトインの無線LAN「Wi-Fi(ワイファイ)」や短距離無線規格「Bluetooth(ブルートゥース)」でも操作可能だ。  シカゴ在住の弁護士、デービッド・スピーゲル氏は以前、ベッドの上で仕事をするのを避けていた。快適ではなかったからだ。ところが、半年前にレベリーの可動ベッドを購入して以来、週に数日は寝る前に電子メールのチェックや送信をするようになった。同氏によると、頭と足を高くすることで背中に負担がかかるのを防げるという。また、寝る前のひと仕事は「遅れを取り戻し、すべてをきちんと整理する助けになる。準備が整った状態で次の日を迎えられる」と同氏は語った。  ただ、米睡眠財団のラッセル・ローゼンバーグ会長は、画面の光が睡眠ホルモンであるメラトニンの分泌を抑える傾向があるため、睡眠がさまたげられる可能性があると指摘する。また、ベッドの上で仕事をする習慣は「睡眠と寝室の関連性を壊す」可能性があり、不眠症を誘発したり、それを深刻化させたりすることもあるという。

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