時代の足音は磯部則立理事に「翡翠石ころ物語」を読んで、本に書かれていた翡翠の産地を訪れたときの経験を長い人生経験を通して抱いた感想をお話いただきました。。また、勉強会は甲斐谷 治理事にはIT技術を取り入れた無人店舗での野菜の販売アイデアを講演いただきました。
「翡翠石ころ物語」ーーー時代の足音(講演全文)
昭和19年、戦火を逃れて東京を脱出、親の故郷北埼玉地方に”そかい”し小学校1年の学生時代をスタートする。その村の名は中條村 関東の大河利根川と荒川にはさまれ、自然と青石、赤石、しま石を拾い集め石好き青年となってゆく。
西欧で宝石と言えば、ダイヤモンド、ガーネット、オパールとなるが日本では宝石と言えば「翡翠」しかありません。
東京から新幹線を利用し、高崎・長野・糸魚川駅で下車、タクシーを利用すれば10分程度で日本海の砂利海岸に出ます。そこからが「翡翠探し」の楽しみです。運が良ければ日本アルプス山中から流れ下った「翡翠原石」を発見することができましょう。
・・・・さあ、2~3時間かけて、美しい玉砂利石を手で掘り当てよう。美しい色の手ごろな石が海岸線いっぱいに広がりどれを見ても「コレ・ヒスイかな」と思えるから不思議です



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